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都会ライダーたちの厳しい駐輪事情

by azumaru

どうも、アズマルです。
今日は引っ越しの記事でも少し触れました「バイク置き場」について、都会の厳しさを交えながら書いていきます。

首都圏以外の方がこの記事タイトルを見たとき、もしかしたら何か違和感を感じるかもしれません。

それは「バイク置き場」という単語。

なぜ「駐輪場」と言わず「バイク置き場」と言うのか、まずはその理由についてです。

駐輪場 = 置けるのは自転車のみ

前回まで書いていた引越しのことと被るのですが、東京の賃貸物件はとにかくバイクを置けるスペースがありません。

僕は社会に出るまで愛知県に住んでいたのですが、その時は「駐輪場 = バイクも自転車も置けるスペース」だと思っていました。実際に愛知県でも何回か引越しを経験していますが、駐輪場有りで紹介されるとだいたいバイクが止まってる、もしくは止めてOKでした。

上京するにあたって、同じ感覚で物件を探してみると参考写真の駐輪場はどこも狭い。気になったので問い合わせをしてみたところ…

アズマル

駐輪場有りの物件にはバイクを置けないのでしょうか?

不動産屋

置けませんね〜。バイクを置く物件をお探しの場合は「バイク置き場有り」で探してみてください。

なんということでしょう。東京では「駐輪場 = バイクを置けない」という衝撃の悲報です。

東京は公共交通機関が網の目のように巡っており、バイクはおろか自転車すら持っていない人もちらほらいるようです。

そのため、わざわざ物件にバイクを置くスペースなど作らず自転車置き場を設け、それを駐輪場と呼んでいるのです。

もし上京してくるバイク乗りの方がいましたらご注意ください。東京は「バイク置き場有り」で探さないと愛車を止めることができません。

なぜバイクをとめられる場所が少ないのか?

この「とめる」には2つの意味があります。「止める」と「停める」です。

まずは止める、つまりバイク置き場から。これは引っ越しの際に不動産屋の方にお聞きしました。

アズマル

なぜバイク置き場が少ないのですか?

不動産屋

バイクを止めるスペースをつくるのは土地のオーナーからすれば、ぶっちゃけ割に合わないんです。今はバイクを所有している人が少ないから常に満車となる可能性が低い。だから他のことに土地を活用しちゃうんですよね〜。

アズマル

そうなんですね…
駐車場はたくさんあるから、一部をバイク置き場に変更したりはできないんですか?

不動産屋

この辺りはだいぶグレーゾーンで一概には言えないのですが、原則駐車場にバイクは止められません。確かにバイクを止めるのに必要な面積はクルマに比べて省スペースです。

不動産屋

ですがバイクは転倒する恐れがある以上、クルマや公共物を傷つける可能性があります。また、エンジンを切ったばかりのマフラーを子供が触れて火傷するかもしれません。駐車場のオーナーはそんなリスクを背負いたくないので原則NGとしているのです。

アズマル

なるほど…やはりバイクは避けられがちな乗り物なんですね。

と、バイク置き場が少ない理由はこんな感じです。これは都内に限らず全国的に同じことが言えるそうで、マンションやアパート住まいのバイク乗りには悩みのタネだそうです。

次は停める、つまりコインパーキングやいわゆる路駐。

路駐が厳しくなったのは2006年ごろの道路交通法 (道交法) が改正され、緑のおっちゃんこと駐車監視員が登場したのがきっかけ。

駐車監視員(ちゅうしゃかんしいん)とは、路駐してある車にはどんな理由があろうと違反シールを貼り付け、容赦無く罰金を徴収していくいじめっこのことである。
アンサイクロぺディアより

それまで警察のお仕事だった領域を民間に委託した結果、路上にはいじめっこ駐車監視員が急増しました。

その結果、止むを得ず路駐してコンビニのトイレで用を足している間にエンカウントしようものなら、彼らは容赦なく例のステッカーを貼り去っていきます。(実際に出かけ先で他のバイクに貼られた瞬間を目撃しました)

恐ろしい彼らから逃れるためにバイク乗りたちはコインパーキングに駆け込もうとしますがその数は微々たるもの…コインパーキングを探すのに十数分なんていうのは都心ではザラでしょう。

もう万事休すか…と思いきや、ちゃんとバイクの将来を想う団体や連盟があります。それが「日本二輪車普及安全協会」と「自民党オートバイ議員連盟」です。

救世主となるか?二輪を取り巻く政策

まず日本二輪車普及安全協会 (長いので二普協会と略します) ですが、これは一般社団法人です。国内メーカーやディーラーなどで構成されており、文字通りバイクの普及を目的としています。よりバイクが利用しやすい環境になるよう、通行規制の緩和や自動車税の増税見直しを求める署名活動などを行っているようです。

また、二普協会のサイトでは全国のバイク置き場を案内するサービスがあり、今も掲載数は増加中です。「ここにバイク置き場つくって!」という要望フォームもありますので、ぜひ送ってみましょう!もしかしたら本当につくられるかも!?

自民党オートバイ議員連盟 (これも長いのでバイク議連と略します) は、議員で構成された連盟で今の厳しいバイク関係の政策を見直そうと活動してくれてるようです。最新の動向については分かりませんが、以下の記事を抜粋するとバイク乗りたちが思わず期待する内容ばかりです。

2010年ぐらいにETC料金1,000円の黄金時代がありましたが、アレが導入されたら…たまらんですね!そうでないにしても50%割引ぐらいにまた戻ってほしいと切に願っています。

そして少しずつですが、バイク置き場やコインパーキングも増えているそうです。都内ではまだまだ足りないらしいですが、それでもあちこちに増えるのは嬉しいですね。

今年はEURO4が導入予定でさらに排ガスなどの規制が厳しくなります。そのうちバイクを所有できるのはごく限られた富裕層だけかもしれません。街中にでれば怪訝な顔で見られるかもしれません。

それでもバイクのある生活が送れる限り、僕はバイクを楽しみ続けるつもりです。日本が誇るバイク業界の明るい未来を待っています!


azumaru
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